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うなぎ犬

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2008年 07月 08日

人、犬を思う 1

犬は人間のパートナーといわれるけど、でも、実はそれだけではありません。
人類は道具を改良するように、自分達の目的にあわせて新しい犬種を作り出してきました。
さらにいえば人間の代替物として、実験に使ったりもしてきました。
犬は人類にとってとても扱いやすい道具でありつづけています。
そのことをあれこれ言うつもりはないのだけど、
でも、犬が人間にとってどういう存在だったのか、っていうのは
忘れちゃいけないような気がします。

たとえば、Kudryavkaの話。

もう少し詳しい話はこちらから。

犬好きな人もそうでもない人も関係なく泣けてしまう話です。
欲望に抗えない人間、
その欲望のために死んでいく動物たち。

とりあえず人間の欲望を肯定したとしても、
そこに何の痛みもないというのはありえなくて、
だからこういうflashやサイトが作られたのだと思います。
(たとえば、クドリャフカをgoogleで調べると239000件ヒットします。)

人間同士が殺しあってる時代に、格差社会っていってる時代に、
なんで犬に気をつかわなくちゃならないのよ、、、っていう人もいると思います。
でも、そんな時代だからこそ、
人類とワンワンとのかかわりを遡ってみるといいかもと思いました。
いい話を見つけたら、どんどん紹介してみようと思います。

どんなことがあっても、私たちの傍にいるワンワン。
そのために、ワンワンたちが味わったありえない運命、、、、。
今回紹介した宇宙犬ばかりではありません。人間は自分達の欲望のために
簡単に他の動物を利用しつづけています。
異種の動物だけではなく、人間が人間を利用することも
そうとうやってきました。
私はそういう人間の欲望をすごいなあとおもいます。
ぜんぜん嫌ではありません。
でも、そういった欲望に無自覚で無神経でいることはちょっと嫌だなと思います。

神戸牛のヒレ肉を食べながら、リアル牛が公園に居たりしたら卒倒し、
鴨南蛮に舌鼓をうちながら、鴨の首をひねる人を嫌悪、
散歩のために買ったおしゃれなスニーカーを時給30円で作る娘達の存在も
そこにあるゴミ箱のゴミを回収する男達の存在も知らぬぞんぜぬで、
愛されているために可視化した犬たちが走り回る公園を毛嫌いすることが
そんなにおおっぴらに肯定されることかなとちょっと思うのでした。


人、犬を思う 1_b0125280_124375.jpg

クドリャフカあるいはライカという犬

by pass3chan | 2008-07-08 01:47


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